GNOMEとKDEの遅さを知れ

最近、GNOMEとかKDEがどれだけ遅いのかを多くの人々が認識していないことを知った。その遅さを次のステップでしらしめよう。ここではFedora Coreを使っているとする。

1. Runlevel 3で起動する。そうするためにgrubで、'e'を押すとカーネルパラメータを編集できるので、最後に3を追加する。こんな感じ:
> kernel /vmlinuz-2.6.16-1.2080_FC5smp ro root=/dev/LVM/fedora quiet 3
編集した設定で起動する場合は'b'を押す。

2. .xinitrcがない場合はプロンプトで次のコマンドを打つ。すでにある場合はバックアップを作っておこう。
> echo xterm > .xinitrc

3. Xを起動する。
> startx
Xが起動するとフレームのないxtermが現れる。これが最速でxtermを使う方法だ。

4. xterm上でもうひとつ軽めのアプリケーションを起動してみよう。PCにそれなりのスペックがあれば、フレームがなくても通常の場合とほとんど時間は変わらないだろう。にもかかわらず、フレームがないとかなり不便に思うはず。WindowManagerが有用なのは間違いない。

5. xtermをexitすると同時にXも終了する。

6. fluxboxがなければインストールして、fluxboxを起動する。
> su -c "yum install fluxbox"
> echo exec fluxbox > .xinitrc
> startx
起動後、デスクトップを右クリックすれば、メニューが出るので、そのリストからアプリケーションを起動できる。多くの人にとってはそれで十分でしょ?しかもこっちの方がGNOMEKDEよりずっと速いはず。あと、fluxboxはただインストールが簡単だったから選んだだけで、fluxboxよりも速いWindowManagerはいくらでもある。